警備員(ガードマン)の面接時に確認する項目をまとめ直しました。
たくさんありますが、ほとんどは質問する前に向こうから説明してくれます。
洩れがないようにだけ気をつけましょう。
質問事項
バイクまたは自転車通勤
バイクや自転車での通勤を考えている人は確認しておきましょう。
保険への加入を条件にしている場合もありますので、詳しく聞いた方がいいと思います。
交通費
たまに求人には交通費支給と書いてあっても基本給に含んでいます、という悪どい会社もありますので注意が必要です。
バイクや自転車通勤時の交通費についても確認しておきましょう。
指示される現場までの距離
営業所が各地に点在しているような大きな警備会社なら比較的安心ですが、現場まで2〜3時間かかるような現場を平気で指示する警備会社もあります。
会社への出社義務
警備員は基本的に直行直帰ですが、警備会社によっては週に一度や月に一度は会社に出社しなければならないところもあります。
閑散期の稼働予想
閑散期、大幅に仕事量が減る種類のお客さんばかりだと、収入が一気に減ってしまいます。
これまでの実績や予測なども聞いておいた方がいいでしょう。
社会保険への加入条件
警備会社も最近は社会保険への加入を推し進めています。
雇用保険については入社後すぐに加入させますが、健康保険と厚生年金については加入条件を設けている場合があります。
試用期間の有無
会社によっては試用期間を設けている場合があります。
試用期間中は給与条件や社会保険への加入制限等、雇用条件が変わる可能性があります。
日払い、週払い時の手数料
日払いや週払いに対応している警備会社は多いと思いますが、その際の振込手数料や事務手数料等、何らかの手数料が引かれる場合があります。
早上がり時の給料
通常、仕事が半日で終わろうが開始5分で終わろうが一日分の日当が支払われるのが普通です。
たまに時給計算にするとか、満額は支給しないという会社もありますので注意が必要です。
寮
会社で寮制度のある会社もあります。
部屋は相部屋からワンルームまで色々ですが、家賃は比較的高めに設定されているため、可能であれば自分で部屋を借りた方がいいでしょう。
茶髪、ロン毛、ヒゲ、グラサン
どうしても必要なのであれば、理由を説明して確認しておきましょう。
祝い金
警備会社では入社時に祝い金が出るケースが多くあります。
祝い金には支払い条件が設けられていますので、気になる方は聞いておきましょう。
資格手当
資格をお持ちの方は、手当のつき方を確認しましょう。
大きく3パターンあります。
- 月額一律金額の手当
- 日給の上乗せ
- 検定現場に出た時だけ手当発生
かなり大きな差になりますので、よく計算しておきましょう。
現場の種類
警備会社ごとで、現場の種類に偏りがある場合があります。
初心者だと聞いても分からないでしょうが、経験者であれば自分がどんな現場に派遣されそうかは想像がつくと思います。
建築現場が強い、舗装現場が多い、架空線工事現場しかやらない等、自分の好みに合わせた警備会社を選びましょう。
面接のポイント
警備業界は売り手市場です。
一日立っていられる人間なら、ほぼ採用されます。
しつこく質問したところで面接官は嫌な顔ひとつしないでしょう。
そんな業界だからこそ慎重に一番自分に合った会社を選ぶべきです。
面接官はその場で入社を即決で迫ってくるかもしれません。
しかし決して慌ててはいけません。
何か理由をつけ「検討してご連絡します」と言って持ち帰っても問題ありません。
給料についても細かいことかもしれませんが、積み重なると大きな差額が発生します。
同じ内容の仕事なら1円でも多く稼げる会社に行くべきです。