警備会社の面接で聞くべき!警備員の逆質問完全ガイド

警備会社の面接で聞くべき!警備員の逆質問完全ガイド 求人

警備員の求人募集のほとんどは1号警備か2号警備業務となります。

警備員の種類については「警傜員の種類とそれぞれの業務内容を徹底解説!警傜業法に基づく分類」を参照ください。

初めて警備員の面接を受ける方は、何を質問するべきか分からないかもしれませんが、必ず聞いておくべきチェック項目があります。

本記事では、入社後に「こんなはずじゃなかったのに」ということにならないための、面接時に確認するチェック項目をご紹介します。

収入に直結するような大事な項目も多くありますので、後に後悔しないように面接時に確認してください。

この記事を読んでわかること
  • 面接時に警備会社に確認すべき重要項目
  • 待遇や勤務条件の事前確認の重要性
  • 具体的な質問例とその理由
  • 後悔しないための警備会社選びのポイント

面接時のチェックポイント:警備会社への逆質問項目

面接時のチェックポイント

求人情報の内容はどこも似たり寄ったりに見えますが、意外と大きな落とし穴もあります。

たくさんありますが、ほとんどは質問する前に向こうから説明してくれます。

しかし、会社にとって都合の悪いことは説明しないかもしれませんので、入社後に後悔しないように事前に確認できることはしておきましょう。

雇用契約を結ぶ前にしっかりと待遇を確認しておきましょう

チェック項目として、

交通費は全額支給になっているか
会社に出社する必要があるか
社保には加入できるか
祝い金の条件(あれば)
現場中止時の給与について
研修中の給与について

などは確認しておいたほうがいいでしょう。

バイクまたは自転車通勤

バイクや自転車での通勤を考えている人は確認しておきましょう。

任意保険への加入を条件にしている場合もありますので、詳しく聞いた方がいいと思います。

交通費

交通費は全額支給になっているかを確認します。

たまに求人には交通費支給と書いてあっても「基本給に含んでいます」という悪どい会社もありますので注意が必要です。

バイクや自転車通勤時の交通費についても確認しておきましょう。

指示される現場までの距離

家から現場までの通勤時間は、日給金額より重要です。

営業所が各地に点在しているような大きな警備会社なら比較的安心ですが、現場まで2〜3時間かかるような現場を平気で指示する警備会社もあります。

私の場合はいつも面接で、

「バイクで1時間以上かかる現場には行きません!」

と言質を取っています。

会社への出社義務

警備員は基本直行直帰となりますが、顧客からサインをもらった警備報告書を会社に提出しなければなりません。

某大手警備会社で、「この出社義務は拘束時間だろう?」と裁判沙汰に発展してからは、各警備会社もビビッて改善されてきましたが、念のために確認しておきましょう。

警備会社にもよりますが一週間に一回は出社を義務付けている所もまだあります。

これが意外と面倒で、現場が家の近くなのにわざわざ電車に乗って会社に行き、報告書を提出だけして電車に乗って帰らなければなりません。

家に帰ってゆっくりする時間も削られますので会社に寄る寄らないは時間的にも交通費的にも大きな負担になります。

閑散期の稼働予想

閑散期、大幅に仕事量が減る種類のお客さんばかりだと、春先から収入が一気に減ってしまいます。

ガンガン稼ぎたい人は、これまでの実績や予測なども聞いておいた方がいいでしょう。

社会保険への加入条件

警備会社も最近は社会保険への加入が当たり前になっています。

雇用保険については入社後すぐに加入させますが、健康保険と厚生年金については出勤日数などで加入条件を設けている場合があります。

加入条件を満たしていて社会保険に加入させてくれない会社は違法なので訴えましょう。

試用期間の有無

会社によっては試用期間を設けている場合があります。

試用期間中は給与条件や社会保険への加入制限等、雇用条件が変わる可能性があります。

最近、注意が必要なのが、使用期間中だけ給与が高いケースが見られます。

2~3か月後に給与が下がってしまうので、求人広告の金額を鵜呑みにしないようにしてください。

日払い、週払い時の手数料

日払いや週払いに対応している警備会社は多いと思いますが、その際の振込手数料や事務手数料等、何らかの手数料が引かれる場合があります。

日払いや週払いに慣れてしまうと、そこから抜け出すのは至難の業です。

無駄な手数料を引かれないように、急場を乗り越えたら通常の給与サイクルに戻しましょう。

早上がり時の給料

通常、仕事が半日で終わろうが開始5分で終わろうが一日分の日当が支払われるのが普通です。

たまに時給計算にするとか、満額は支給しないという会社もありますので必ず確認してください。

また、会社やお客さんのミスで現場が中止になったり、雨で中止になった場合の日当や交通費についても確認した方が良いでしょう。

会社で寮制度のある会社もあります。

寮の有無や金額、光熱費、相部屋かどうかなどを必要であれば確認します。

部屋は相部屋からワンルームまで色々ですが、家賃は比較的高めに設定されているため、可能であれば自分で部屋を借りた方がいいでしょう。

茶髪、ロン毛、ヒゲ、グラサン

どうしても必要なのであれば、理由を説明して確認しておきましょう。

祝い金

警備会社では入社時に祝い金が出るケースが多くあります。

祝い金には支払い条件が設けられていますので、気になる方は聞いておきましょう。

資格手当

資格をお持ちの方は、手当のつき方を確認しましょう。

大きく3パターンあります。

  1. 月額一律金額の手当
  2. 日給の上乗せ
  3. 検定現場に出た時だけ手当発生

かなり大きな差になりますので、よく計算しておきましょう。

現場の種類

警備会社ごとで、現場の種類に偏りがある場合があります。

初心者だと聞いても分からないでしょうが、経験者であれば自分がどんな現場に派遣されそうかは想像がつくと思います。

建築現場が強い、舗装現場が多い、架空線工事現場しかやらない等、自分の好みに合わせた警備会社を選びましょう。

研修中の給与について

警備員は業務に就く前に一定時間以上の研修を受けることが警備業法によって定められています。

この研修期間中の給与は日当とは別に設定されている場合がありますので、気になる方は確認しておきましょう。

警備会社の面接時に細かい逆質問をしても大丈夫?

面接時に細かい質問をして大丈夫?

面接で細かい質問ばかりしたら落とされるのではないかと心配かもしれませんが、そんなことは一切ありません。

警備業界は常に売り手市場なので、あなたに余程の問題が無い限りは嫌な顔一つせずに教えてくれます。

所詮アルバイトの面接ですので、聞きたいことは気にせず質問してしまいましょう。

警備員面接時のチェック項目まとめ

記事のポイントをまとめます。

✅警備員の面接では、将来後悔しないために確認すべき項目がある
✅求人情報と実際の待遇には大きな違いがあることが多い
✅交通費の全額支給の有無を確認する
✅社会保険への加入条件をチェックする
✅祝い金の条件について質問する
✅研修中の給与に関する情報を得る
✅通勤に関してバイクや自転車通勤が可能か尋ねる
✅会社に出社する義務があるかどうかを確認する
✅閑散期の稼働予想を聞く
✅日払い、週払いの際の手数料があるか確認する
✅早上がりした場合の給与がどうなるかを問う
✅寮がある場合、その条件を確認する
✅資格手当がどのように支給されるかを調べる
✅現場の種類と自分が派遣される可能性がある現場について尋ねる