ガスや水道、電気、電話の地中線などのインフラ系工事での警備

すでに警備員

工事現場には大きく建築現場と土木現場に別れます。正確には建築工事も土木工事だったりするのですが、ややこしいので建築工事と土木工事、道路工事とか言い分けたりします。

土木工事現場では道路上で作業しなければならない場合に警備員が派遣されます。
警備員は車両及び歩行者の誘導を行います。

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工事の種類

土木工事では電気・ガス・水道のライフラインの他、電話、傷んだ道路の舗装、ダムや河川などもあります。

どんな工事でも道路上で作業する場合は警察署で発行される道路使用許可証が必要となります。

道路使用は警備員を配置しないと許可が下りないので必ず警備員が派遣されます。

工事期間

工事期間は工事内容によって様々で、数ヶ月数年におよぶ事もあれば数分で終わる工事もあります。

工事の流れ

特殊な工事を挙げているとキリがないので、ここではよくあるガスや水道、電気・電話の地中線の工事を例に進めます。

この他に道路の舗装工事が派遣される機会の多い工事かと思いますが、それはまた後日ご紹介します。

工事の基本的な流れは

  • 道路を切る
  • 道路を剥がす
  • 穴を掘る
  • 配管等の作業をする
  • 穴を埋める
  • 道路を仕上げる

この作業を基本的には1日で終わらせます。
掘って埋めるだけですが、作業手順としては意外と複雑です。

道路の構造

道路は3層からなります。
一番上がアスファルト合材、2層目が砕石、その下からは土になっています。

役割として、土のままだと柔らかすぎるのでアスファルトで固めますが、土の上に直接アスファルト合材を置くとすぐにバキバキに割れてしまいます。

そこで砕石(細かい石)を敷き詰めて路盤を安定させます。

砕石も合材も何センチの厚みにするかは道路によって決まっており、大型車両が多く通る道路程いずれも厚くなります。

作業の手順

工事の手順については少し詳しく説明します。

手順を把握しておけば次に何をするべきかが分かります。

次にするべきことが分かっていれば慌てることがありません。

慌てることが無ければ警備員は余裕をもって危険に備えられます。

カッター

まずカッターで掘る場所の道路を切ります。
切る距離が長かったりアスファルトの厚みが深すぎる場合は専門の業者に頼みます。

この場合、移動しながらの作業となる事が多いため、警備員は移動する度に瞬時に危険となるポイントを探し出し、最適な立ち位置を見つけ出さなければなりません。

カッターだけ別日にまとめてやってしまうケースもある為、朝監督に

「今日カッターだけだから」

などと言われると早く帰れる期待に胸を踊らせてしまいます。

掘削

切ったアスファルトをユンボ等でめくります。
警備員はユンボのアームが旋回する時に接触事故を起こさないように警戒します。

因みにユンボとはこんな重機

ユンボは本来製品名なので正しくはバックホーと言ったりしますが、私はあまり聞いたことがありません。

めくったアスファルトは「ガラ」と呼ばれます。
ガラはダンプに積み込んで再生業者に捨てに行きます。

警備員はガラを積んだダンプのドライバーに行き先を確認して安全に規制外へ送り出します。

ガラのダンプが出ると直ぐに砕石や残土を積む空のダンプがやって来るので備えます。

砕石や残土については再利用可能なため、ダンプに積みっぱなしで埋める時にそのまま使用する場合もあります。

配管等作業

穴の深さはマチマチです。
決められた深さまで掘ったら、穴の中の作業になりますので、しばらく動きがありません。

埋め戻し

穴の中の作業が終わったら直ぐに埋め戻しに入ります。
埋め戻しは掘った時の逆の手順で行います。

転圧

埋めるときはランマ等で踏み固めます。
因みにランマとはこんなのです

路盤の仕上げや合材の転圧にはプレート等を使用する。
因みにプレートとは

基本的にガスや水道の工事では舗装は仮舗装でその日は終了します。
本復旧は後日まとめて行うことになります。

まとめ

本来、警備員が業者の作業手順を知る必要なんてありません。

途中でも述べましたが、手順を把握することで次に起こる事が分かっている方がパニックに陥らない分、楽に仕事ができるということだけです。

それに流れが分かっていると帰れる時間も逆算できるので気分的にも楽ですね。
建築現場と違って早く帰れる可能性が高いのが魅力ですから。