警備員はバイクや自転車で通勤すべし

その他

現場は駅前もあれば山奥にもあります

警備員は基本的に現場を選べません。

会社から指示された現場に向かいます。

会社側としても、なるべく自宅から近い現場に配置できるように頑張ってくれますが、全員が満足する配置などできるはずがありません。

 

中でも最も警備員を苦しめる事が多いのが、ガスの新設工事です。

ガス管を新設するということは、都市ガスが引かれていない地域になります。

つまり駅からは遠い現場になる可能性が非常に高まるということです。

そうなると駅からはバスを利用する事になりますが、電車と違って本数も少ない事が多く時間も読み辛いため、かなり早めに家を出る必要があります。

 

今でこそスマホが現場までナビしてくれますが、以前は地図とにらめっこして、地図に無い番地を必死に探していた頃を懐かしく思います。

 

バイクと自転車通勤

このように警備員は毎日の通勤に時間がかかったり、時間が読み辛い傾向にあったりします。

そこで警備員が重宝する通勤手段として、バイクと自転車があります。

警備会社によってはバイクや自転車通勤を禁止している場合もありますので、念のため確認してください。

 

バイクと自転車通勤のメリット

バイクと自転車通勤には、かなりの利点が考えられます。

  • 駅から遠くても関係ない
  • 現場にトイレが無くても大丈夫
  • 荷物が重くても問題ない
  • 着替え場所に困らない
  • 夜勤で電車が無くても帰れる
  • 人間関係で気を使わない
  • 交通費が浮く

 

駅から遠くても関係ない

バイクや自転車なら駅から遠くても関係ありません。

電車やバスのような遅延もありませんので、ほぼ予定通りの時間で現場に到着します。

 

現場にトイレが無くても大丈夫

警備員は自由にトイレに行けません。

10分ぐらいで往復できる距離にコンビニ等があればいいですが、必ずしもあるとは限りません。

バイクや自転車があれば、短い休憩時間でトイレに行きたい場合にも便利です。

 

荷物が重くても問題ない

警備員の荷物は意外と重くなります。夏は凍らせた飲み物を数本、冬は制服と防寒着。

靴を通勤用と履き替えている人もいますが、安全靴には鉄板が仕込んであるので、非常に重いです。

 

着替え場所に困らない

意外と着替え場所には困ります。

女性の隊員だと駅のトイレで着替えてくる人もいます。

男性でも道端でパンツ一丁はマズイですし・・・。

バイクや自転車だと制服に着替える必要がありません。

上に一枚羽織る程度で済みます。

たまに制服のままで電車に乗っている人を見かけますが、さすがにみっともないので止めたほうがいいでしょう。

 

夜勤で電車が無くても帰れる

夜勤で電車やバスが動いていなくても帰れます。

よくあるのが、夜中の2時3時に終わったは良いけど、帰れないので漫画喫茶やファミレスで始発を待つパターン。

せっかく早く終わったのに、時間もお金も無駄に消費してしまいます。

 

人間関係で気を使わない

仕事が終わって、あまり気の合わない同僚と駅まで一緒というのも面倒です。

バイクや自転車なら自分の好きなタイミングで、とっとと帰れます。

 

交通費が浮く

これが一番のメリットです。

会社によりますが、バイクや自転車通勤でも交通費は電車やバスを利用した料金で請求できる場合があります。

往復1,000円の現場に20日稼働すれば20,000円です。

自転車であれば単純に毎月20,000円のボーナスが出るようなものです。

 

 

バイクと自転車通勤のデメリット

バイクは冬寒いです。

自転車は疲れます。

あと仕事帰りに飲めません。

あとはバイクや自転車の場合、駅前の現場だと置き場所に困ることぐらいでしょうか。

 

注意点

バイクや自転車での通勤については、会社として認めていたとしても申請は必要になると思います。

特にバイクについては任意保険への加入を義務付けている場合もあります。

申請しないで通勤時に事故を起こしてしまうと、労災が下りなくなってしまうので注意してください。

あと、交通違反等については自己責任ですので気を付けましょう。

 

まとめ

このように、デメリットに対して圧倒的にメリットが上回っていると思います。

警備員をやっていてバイクや自転車通勤しない人の気がしれません。

とまで言ってしまいます。

 

バイクについては免許や購入資金の問題もあるかもしれませんが、自転車なら中古とかで安く買えます。

ママチャリで片道2時間の距離を毎日通っていた55歳のオジサンもいましたので、健康の為にも自転車通勤お勧めします。