何もしない警備員は必要ないどころか有害です

片側交互通行

車に乗っていると、あちこちで工事現場を見かけると思います。仕事柄どうしても警備員の仕事を見てしまうのですが、今日見たどうしても見逃せない警備員の仕事っぷりを紹介します。

現場の状況

 

新築建物の架空線工事
建築現場の脇道に工事車両2台を横づけ
脇道には歩道が無く車一台がギリギリ通れる広さ
大通りは交通量多め
脇道の交通量はほとんど無し
警備員2名で片側交互通行
大通り側に車両の待機スペースなし

よくある規制だと思います。
片側交互通行の待機スペースが無いのが唯一面倒なポイントとなります。

私が見た警備員の行動

私はこの脇道の先に用事があったので結構手前から左ウィンカーを出しましたが、警備員はこちらを見つめたまま身じろぎひとつしません。

「立ったまま寝てるのかな?」と思いながら減速して近づきましたが、どうやら目は開いているようです。

まるで銅像のように動かない警備員を無視して脇道に侵入しましたが、この警備員は何のために立っていたのでしょうか。

私が見た警備員の問題点

問題点と言っても問題点しかありませんが、一番の問題は一切仕事をしていないことでしょうね。

対向車の方向を見ない

車が片交区間に侵入しようとしているのに歩行者や対向車が来ているかを見もしないのでは片側交互通行が成り立ちません。

片交相手に合図をしない

片側交互通行なのに片交相手に合図もしないのでは片側交互通行が成り立ちません。
ただし待機スペースが無いため事前に「合図無しで車両をスルーしてもいいよ」という打ち合わせがなされていたケースは考えられなくはありません。

車両を誘導しない

止める動作も進行の動作も一切何もしないので侵入していいのかどうか全く判断できません。

まとめ

全く話にもならない警備員でした。
この警備員がドライバーに怒鳴られようと会社から注意を受けようと知ったことではありませんが、こういった警備員の存在自体が他の警備員にとって有害となります。

こんな警備員が毎日現場に出ているわけですから、「警備員って何もしないな」「警備員って何のために立ってるの?」「警備員なんて必要なの?」といった警備業界全体の評判に影響を与えてしまいます。

技術的に未熟なのは仕方がありませんが、せめて一生懸命仕事をしているフリぐらいはして欲しいものです。