新型コロナが警備業界に与えた影響~学生の警備員が急増~

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今なお続く新型コロナの猛威の中ですが、新型コロナによって警備業界の仕事量や求人状況がどうなったのかについてご紹介します。

第一次緊急事態宣言時における警備業界の実態

令和2年4月7日、首都圏に対し緊急事態宣言が発令されました。

これによって飲食店はもとより各種サービス業も営業自粛となり、店舗内の巡回や駐車場に配置されていた警備員等も不要となってしまいました。

そして東京オリンピックの延期についても、当初予定されていた各種会場や選手村への警備員の配置が無くなり、施設警備関連は大きな打撃を受ける事態となりました。

またこの1か月間は、2号警備においても工事の自粛ムードや中国からの部品調達が困難になったことなどから仕事量は半減してしまいました。

第一次緊急事態宣言時の警備業界が受けた被害状況

仕事量が激減したため、特に施設警備メインの警備会社などは当然被害は大きかったのですが、警備員の場合はほとんど固定給が発生しないので、他のサービス業に比べると被害は少なかったと言えるでしょう。

さらに2号警備に関しては元々閑散期だったため、仕事量的にはいつもの年よりは仕事が少ないなといった程度に止まりました。

警備業界が受けた被害は警備会社によって大きな差はありますが、警備業界全体で見ると他のサービス業ほど被害は大きくなかったと思われます。

第一次緊急事態宣言後の警備業界

ゴールデンウイーク明けごろから徐々に仕事量は増え、夏ごろにはほとんどいつも通りの仕事量に戻りました。

令和3年1月7日に再度緊急事態宣言が発令されましたが、警備業の繁忙期真っ盛りの時期なので、例年通りの人手不足で大賑わいです。

新型コロナが警備業界に与えた変化

新型コロナが警備業界にもたらした大きな変化がひとつだけあります。

それは、学生の警備員が急増したということです。

18歳以上であれば警備員の仕事はできるのですが、これまで警備員の仕事は学生には人気がありませんでした。

それが新型コロナの影響で飲食店等から締め出された学生たちが、一斉に警備業界へなだれ込んできたのです。

学生警備員が警備業界に与えた影響

そんな学生の警備員が実際現場では実際どうなのかについて掘り下げます。

学生警備員の質について

まずは学生警備員の質についてですが、やはり圧倒的に物覚えが早いです。

多くは大学生なので若い上に頭も良いので理解力が違います。

さらに他のサービス業のアルバイトで鍛えられているので、言われた事を素直に実行する傾向にあります。

下手なベテラン警備員より使い勝手が良いかもしれません。

学生警備員による現場の雰囲気

警備員というと圧倒的に平均年齢が高い業界でした。

そんな中に若い男女が混じることで現場は狂喜に震えました

オバサン警備員達は若い男に色目を使い、オジサン警備員達は若い娘に浮かれまくる状況です。

しかしこの状況は決して悪い状況ではなく、現場に活気と働く意欲をもたらしたという意味では非常に良かったのではないかと思われます。

実際、顧客からも若い人が増えて雰囲気が明るくなったという印象を持たれているので、警備の仕事もやりやすくなったのではないでしょうか。

学生警備員はそのうち辞めるから使えない?

古参の警備員の中には学生なんて毎日は入れないし、すぐに就職して辞めてしまうから使えないと言う人もいますが、これは全くの間違いです。

学生は毎日仕事に入らなくても物覚えが非常に早く戦力的には問題ありません。

また、すぐ辞めると言っても、学生でなくても警備員を半年も続ける人は1割にも満たないでしょう。

そう考えた場合、優秀な学生警備員を使わない手はありません。

学生警備員が増えて感じたこと

学生だから皆が優秀というわけではありませんが、総合的に見て警備業界の若返りは非常に良い結果をもたらしたと思います。

実際、現場で働く学生たちも楽しく仕事をしています。

2号警備員の良い所は、嫌な現場なら他の現場に移ればいいだけという所です。

これを機に警備の仕事はキツイとかツライといったイメージを払拭し、学生の警備員の仕事に対する人気を向上させていければと思う次第であります。