警備員が別の警備会社に転籍するケースはよくあります。
転籍する理由
- 給料等の条件がいい為
- 就職活動に専念する為
- 会社と喧嘩になった為
- 希望とは違う種類の現場が多かった為
- 祝い金を貰う為
- 気分転換の為
転籍ということは仕事内容以外に原因がありますので、このあたりが原因と考えられます。 それぞれ説明します。
給料等の条件がいい為
どこの警備会社に行こうが仕事の内容は変わりません。 どうせなら1円でも高い会社に行くべきです。 閑散期に仕事の減る割合も重要になります。 日当の額面だけでなく、交通費や各種手当などの待遇も考慮するように注意しましょう。
就職活動に専念する為
警備の仕事は、次の仕事までの繋ぎによく使われます。 私も当初はその予定でしたが、あまりにも楽過ぎて辞められなくなったパターンです。
それでも一定のサイクルで「このままじゃいけない!」と思って一度仕事を辞めて就職活動をやろうとするのですが、いつの間にか警備の仕事に戻っているという救いようのないパターンです。
私の場合はこのパターンが2度ありました。
会社と喧嘩になった為
人間関係で辞めるというのは、警備に限らずよくあるパターンです。 警備会社は人手不足と言っている割には強気ですので、優秀な人材だとしても「辞める」というのは脅しにならないと思っておいた方がいいでしょう。
希望とは違う種類の現場が多かった為
警備会社によって建築現場が多い会社、ガス工事が多い会社、電気工事が強い会社等、様々です。 例えば私の場合は建築現場があまり好きではないのですが、建築現場の顧客しかほとんど無いような警備会社なら移りたくなるかもしれません。
祝い金を貰う為
警備会社では入社時に数万円の祝い金を出すケースが多くなっています。
この祝い金を狙って警備会社を渡り歩くといった離れ技を使う人が、たまにいます。
こういった人がいる事も覚悟の上で祝い金を出しているのでしょうから、警備会社側でも色々対策は講じているようです。
個人的には祝い金で人を集めるぐらいなら、今いる人を長く続けさせる方に経費を使うべきだと思います。
気分転換の為
特に理由はありませんが、なんとなく辞めてしまうケースです。
実は私もこのパターンが1度ありました。
警備員は長く勤めても給料は変わりません。
その割にベテランになると、隊長職をやらされて仕事が大変になっていきます。
どうせ給料が変わらないなら、気分転換に別の警備会社で新人気分を味わいたいと思っても仕方がありません。
最後に
どんな仕事でも不平や不満は必ずあるでしょう。
それでも頑張っている人が報われない警備業界の体質は、見直されるべきだと思います。