施設警備の仕事選び: ハズレ現場を見分けるポイント

施設警備の仕事選び: ハズレ現場を見分けるポイント その他の現場

施設警備の仕事を選ぶ際、多くの警備員が気にするのは、その勤務地が「当たり」か「ハズレ」かという点です。

特に、ハズレが多いと言われる施設警備では、警備員にとって快適な職場環境かどうかを見極めることが重要になります。

しかし、一口に施設警備と言っても、その内容は多岐にわたり、どのような場所がハズレとされるのか、その理由は何なのかを理解することは、これから施設警備の仕事を探す人にとって非常に有益です。

この記事では、施設警備におけるハズレが多いとされる現場の特徴と、それを避けるためのポイントを解説します。

この記事を読んでわかること
  • 施設警備の仕事における「当たり」と「ハズレ」の現場の違い
  • ハズレとされる施設警備の特徴とその理由
  • 施設警備でハズレを避けるための選別基準
  • 施設警備のメリットとデメリット、特にハズレ現場における課題

施設警備のハズレとされる現場の特徴

施設警備のハズレとされる現場の特徴

施設警備と2号警備との違い

警備員にとって、施設警備(1号警備)と工事現場などの2号警備との最も大きな違いは、警備の対象となる顧客です。

施設警備では、施設の財産や利用する顧客を対象とした警備を行うのに対し、工事現場で安全を守るのは、主に現場付近を通行する第三者です。

つまり、工事現場付近を通行する車や歩行者は直接的な顧客ではありませんが、商業施設や学校、病院を訪れるのは、施設にとっては利益に直結する顧客になるということです。

例えば、スーパーの買い物客に警備員が無礼な態度を取ったことが原因で、その買い物客は二度とそのスーパーを利用しないかもしれません。

施設を利用する買い物客や生徒、患者に失礼があっては利益の損失になるので、警備員に対しても身だしなみや態度には厳しくなります。

したがって、施設警備の警備員は2号警備に比べて気苦労やサービス精神が必要となるケースが多いと言えるでしょう。

2号警備メインの警備会社でも施設警備が存在する

工事現場などの2号警備をメインに取り扱っている警備会社にも、1号警備である施設警備の仕事はあります。

その多くは駐車場警備です。

施設の建物の警備はせずに駐車場の管理だけを任される事がよくあります。

この場合でも、やはり顧客サービスが重要となるため、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」といった声掛けは必要となることが多くなります。

施設警備は勤務先次第で当たりとハズレの差が大きい

警備員が求められる施設は数えきれないほどあります。

一般的に当たりとなる施設とハズレの施設を分けてみましたので参考にしてください。

あくまで一般的な意見ですので、実際は行ってみないと分かりませんのでご注意ください。

当たり施設:
工場、倉庫、物流センター、オフィスビル、マンション、立体駐車場、など
ハズレ施設:
商業施設(スーパー、ショッピングセンター、パチンコ店等)、学校、病院、研究所、データセンター、学習塾、など
当たり・ハズレの選別基準は、「施設利用者との距離感」「覚える事の量」「警備員に対する責任の重み」「精神的ストレス」「仕事量」で判断しました。

施設警備のメリットとデメリット:2号警備との比較

施設警備の良い点と嫌な点をまとめました。

メリット:
・屋内で働けることが多いので快適
・仕事内容が決まっている
・現場が変わらない
・毎月の給料が安定する(閑散期や雨で中止が無い)
・顧客も同僚も上品
デメリット:
・早く帰れることはない
・覚えることが多い
・接客が必要
・警備員の責任が大きい
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
3か月で施設警備(1号警備業務)をやめた理由
私は4度警備会社を変えています。 この内、嫌になって辞めたのは1度だけです。 3ヶ月でギブアップしました。 嫌になった理由は、そこだけ施設警備であり、施設警備は私には合わないと感じたからです。 別に施設警備が特別キツイというわけではありませ...

施設警備は誰もにとってハズレとは限らない

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施設警備の仕事内容と求められるスキル

施設警備の仕事は、単に施設内の秩序を守るだけでなく、人々の安全と安心を守る責任ある仕事です。

施設警備の仕事内容と求められるスキルについて詳しく説明します。

施設警備の仕事内容

施設警備の主な仕事内容は、商業施設、オフィスビル、学校、病院などの安全を守ることです。

これには、以下のような業務が含まれます。

入退館管理:施設の入り口や出口で、来訪者の出入りを管理します。不審者の侵入を防ぐことが主な目的です。

巡回業務:施設内外を定期的に巡回し、不審な人物や物の有無をチェックします。また、防犯カメラがカバーできない死角を確認することも含まれます。

監視業務:防犯カメラのモニター監視を通じて、施設内の安全を常にチェックします。

非常時の対応:火災や地震などの非常時には、施設利用者の避難誘導や初期消火を行います。また、緊急時の連絡網を構築し、関係機関との連携を取ります。

求められるスキル

施設警備の仕事を効果的に行うためには、以下のようなスキルが求められます。

コミュニケーション能力:来訪者や施設利用者との円滑なコミュニケーションが必要です。明確かつ丁寧な伝達能力が求められます。

観察力:不審者や異常な状況をいち早く察知する鋭い観察力が必要です。細かい変化に気づくことが、事故やトラブルの未然防止につながります。

判断力と行動力:非常時には迅速かつ的確な判断と行動が求められます。状況を正確に把握し、適切な対応を取る能力が必要です。

体力:長時間立ち仕事をしたり、大きな施設を巡回したりするため、一定の体力が求められます。

法令遵守と倫理観:警備業務には、法律に基づいた行動が求められるため、法令を遵守する意識と高い倫理観が必要です。

施設警備に向いている人の特徴

以下に当てはまる人は2号警備より施設警備に向いています。

・毎日同じ仕事を繰り返すことが苦にならない
・方向音痴の人
・他人とコミュニケーションを取るのが得意
・責任感とサービス精神が旺盛
・給料が変動するのは困る人

2号警備では毎日働く場所もやる事も変わります。

方向音痴や飽きっぽい人には施設警備の方が向いています。

また、施設警備の方が人と接する機会は多い場合があります。

接客機会も多くなりますので、責任感とサービス精神は必要となるでしょう。

さらに、施設警備は月単位でのシフトを固定する場合が多いですので、2号警備のように仕事量や天候に影響されることはありません。

施設警備はきつい?

施設警備が2号警備に比べてきついかどうかは、一概には言えません。
施設警備に当たり・ハズレがあるように、2号警備にも当たり・ハズレの現場や立ち位置があります。
ただし、2号警備は日によって当たり・ハズレがあるのに対し、施設警備は一度当たりを引けばずっと当たりっぱなしになります。
当たり現場の警備員は辞めないので当然募集の数は少ないですが、当たりが引けるまで根気よく探せば快適な警備員ライフが送れることでしょう。

施設警備はハズレが多い総評

記事のポイントをまとめます。

✅施設警備とは施設の財産や利用者を守ること
✅2号警備は工事現場などでの安全確保が主な任務
✅施設警備は利用者の直接的な接客が求められる場合が多い
✅施設警備では身だしなみや態度に対する要求が厳しい
✅2号警備メインの警備会社でも施設警備の仕事は存在する
✅施設警備の勤務地には「当たり」と「ハズレ」が存在する
✅当たり施設は工場やオフィスビル、ハズレ施設は商業施設や学校
✅施設警備のメリットには屋内勤務や仕事内容の安定性がある
✅施設警備のデメリットには接客必須や責任の重さがある
✅施設警備員に求められるスキルはコミュニケーション能力や観察力
✅施設警備に向いている人は毎日同じ仕事に耐えられる人や責任感が強い人