通行止めをするとき警備員がやるべき事前準備

すでに警備員

通行止め業務には事前にやっておくべき事項がたくさんあります。
事前準備こそが警備員の鉄壁の防具になると覚えておくようにしてください。

迂回路の確認

これは必ずやらなければなりません。
警備員:「ここは通れません」
ドライバー:「じゃあどこ通るの?」
警備員:「さあ?」
では仕事になりません。

時間があれば実際に迂回路を歩いて回ってみるべきです。そうすることで迂回路の説明も説得力が出ます。
分かりにくい迂回路の場合は目印となるものもチェックしておいた方がいいでしょう。

現場の確認

通行止め箇所が実際工事を行なっている現場から離れている場合は特に現場の位置を把握しておかなければなりません。
ここでも工事場所の目印となるものをいくつかチェックしておきましょう。

通行止めで立っていると一番よく言われるのが「家そこだから」です。
「そこ」がどこなのかは完全にそのドライバーのさじ加減です。
通行止めの場所から2軒先なのか10軒先なのか1ブロック先なのか、聞かないと絶対分かりません。
その時に工事場所の説明が出来ないとドライバーの機嫌を損ねる原因となります。

規制内の住人の車両

工事開始後、規制内から住人の車両が出ていく事があります。
看板などの規制材をどかせて安全に規制外に出してあげないといけません。

この時気をつけるのが、規制から出ていったということは戻ってくる可能性も高いということです。
戻って来た時に「さっき出て行ったから警備員が覚えてくれているだろう」と思ったら止められて、何処まで行くか聞かれたら「さっき出ていったでしょ!」ということになります。

ですので規制から出ていく車両とドライバーの顔は覚えておくのがベストです。
出ていく時に戻りの時間を聞ければ尚いいでしょう。
そうすれば車が戻ってきた時、ドライバーに何も聞かず速やかに規制材をどかせられて楽だし、ドライバーも「覚えてくれたんだ」という優越感を味わってもらえます。

ただし工事場所から通行止め箇所までの距離がある場合などは規制から出ていく全ての車両を覚えきれない事もあります。
この場合は出ていく車両のナンバーや色をメモします。
ナンバーを見て咄嗟にメモと称号して規制材をどけるというのは難しい作業ですが、これはやっておいた方がいいでしょう。

ドライバーへのセリフ

止めた車両のドライバーへ言うセリフは完璧に決めておきましょう。

通れない理由
何の工事か
迂回路の説明
工事場所の説明
何日間、何時までの工事か

最低限これくらいは遅滞なく答えられるようにしてください。
あらかじめセリフを決めておけば何を言われても自信を持って答えられます。

自信満々の警備員の言葉には説得力があるので、ドライバーは素直に従います。
モゴモゴと頼りない警備員の言葉には誰も従いたいとは思いません。

警備会社の多くは新任研修で通行止めの方法なんて詳しく教えていないと思いますが、これだけの事をやらなければならない難しい仕事だと認識しておく必要があります。

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