2号警備は集中力を必要とする仕事にもかかわらず自由に休憩を取りにくい仕事でもあります。ここでは2号警備員の休憩の取り方やタイミングについてご紹介します。
警備員の休憩事情
警備員にとって取るタイミングの難しいのが休憩です。
警備員はそこにいないと困るから雇われているわけで、昼休憩だからと言ってホイホイいなくなる事が出来ません。
建築現場のように現場が一斉に昼休憩に入る場合はいいのですが、道路工事だと掘った穴をそのまま放置するのは危険すぎます。
たまに休憩時の交代要員まで考慮してくれる業者もありますが稀です。
ほとんどのお客さんは配置に必要なピッタリの人数でしか依頼してきません。
ではどうするのかというと、
- 誰かが2人分の仕事を兼務する
- 重要度の低い立ち位置を外してしまう
- 我慢して休憩無しで働く
このどれかになるでしょう。
3番目なんて本当にあるの?と思われた方もいるかもしれませんが、どうしようもないケースも実際あります。
勝手に休憩は取れません
休憩については現場を仕切っている隊員さんが現場の状況を見ながら監督に許可を得て休憩を回すことになります。
隊長さんも大変なので、休憩が遅いとか短いとか不平は言わないようにしてあげてください。
新人でたまにいますが、現場で姿が見えないなと思ったらトイレに行ってましたというパターン。
我慢しろとは決して言いませんが、少なくとも誰かに声を掛けてから行くようにしましょう。
警備員の休憩時間
警備員の休憩は10分40分10分といった具合に分けて取ることが多くなります。
これはトイレに行きたくても行けないケースが多いためです。
タバコを吸う人にとっても休憩は分けて取る方が喜ばれます。
警備員の昼食
警備員の休憩は分けて取る分短くなる場合が多くなります。
注文して出てくるまで時間のかかるような外食店には入り辛いでしょう。
よってコンビニで買って食べるケースが多いと思います。
食べる場所として一番多いのが公園だと思います。
コンビニにイートインコーナーがあれば利用するのもいいでしょう。
建築現場のようにゲートに囲まれた場所なら、休憩所かどこか腰を掛ける場所を探して昼食を取ることになると思います。
短い休憩時間にやっておくこと
警備員はトイレに行きたい時に行けません。
冬場は特にですが、たとえその時行きたくなくても限界までしぼり出しておいた方がいいでしょう。
休憩のやり方
休憩中なので何をしてても文句を言われる筋合いはありませんが、作業員が一生懸命仕事をしている横で休むというのも常識を疑われますので、なるべく目立たない場所で休むようにしましょう。
あとタバコを吸う方は十分注意してください。
ポイ捨ては論外として、制服のままでタバコを吸ってるだけでも通報されます。
最近は公園も禁煙になっている事がありますのでご注意ください。
とにかくクレームのうるさい時代になってしまいましたので、休憩も十分注意して休むようにしましょう。