警備員の必須装備品と有れば便利なグッズ&節約アイテム

これから警備員

警備員の装備品は基本的には会社から支給されます。

ただし、消耗品や便利グッズ等は自分で揃えた方が安かったり、良品だったりする場合があります。

少しでも快適な環境で仕事をするために、会社で許される範囲で装備品や便利グッズを取り揃えましょう。

 

警備員の基本的な装備品

制服

警備員の制服は必ず会社から支給される制服を着用しなければなりません。
制服は警備会社ごとで警察に登録申請を行っています。
指定された制服以外を着て業務を行うと警備業法に違反することになります。

警備会社にとって制服の管理は重要事項となりますので、決して紛失することがないように十分注意しましょう。
ただし破れてしまったり汚れが落ちなくなってしまった場合には会社に言えば交換してもらえますので紛失だけ気を付ける必要があります。

 

ベルト

ベルトについても会社から支給されます。
白のベルトの場合は汚れが目立ちますので、汚れが気になるようであれば会社に判断を仰ぎましょう。

施設警備では「帯革」という装備品を装着するためのものがありますが2号警備ではあまり使われません。

 

ヘルメット・制帽・キャップ

全て会社から支給されたものを使用します。
制帽やキャップは2号警備では主にイベント警備時に用いられます。
ヘルメットと違い常に必要なアイテムではないため、イベント直前に支給されて終わると回収されることが多いでしょう。

ヘルメットはおそらく白でしょうから汚れが目立ちます。
定期的に磨くなどして見栄えが悪くならないように注意しましょう。
ちなみに工事用のヘルメットでバイクには乗れませんのでご注意ください。

 

安全靴

足の先端に鉄板が入っている靴が安全靴になります。足先を車や重機に轢かれても安心です。
警備員の場合は革靴やスニーカーなど安全靴でなくても構わない会社もありますので確認してください。

安全靴の場合は会社から無料支給ではなく買取の場合が多いと思います。
経験上、会社の安全靴は安かろう悪かろうのケースが多く半年ともたずにボロボロになってしまいます。
購入時は多少高くても結果的に割安になると思います。

この安全靴お勧めです。今まで1年ともたなかったのが4年履けました。

 

反射ベスト

会社から支給されます。
しばらく使用していると色あせます。カバンに詰め込むと割れてきたりもします。
車からは一番目立つ装備ですので気になったらすぐに会社に言って交換してもらいましょう。

 

モール(吊紐)

 

警笛を吊るための紐です。会社から支給されます。
日に焼けると色あせてきますので、色が変わってきたら会社に交換してもらいましょう。

 

警笛

会社から支給されます。
あまり交換することはないかもしれません。
怒りっぽい隊員が怒りのあまり噛み砕いたというのを聞いたことがあるぐらいです。

 

腕章

会社から支給されます。
制服から外すのを忘れて洗濯してしまいがちです。何度か洗濯機で回してしまうとバキバキに割れます。

 

誘導灯

会社から支給されます。
昼しか働かない人も電気がつくかのチェックはしておきましょう。
過去に一度、夜勤で誘導灯が壊れていたことがあります。
全く仕事にならなかったので、それ以来夜勤では2本持って行ってました。

 

誘導灯ホルダー

会社から支給されます。
頻繁に付けたり外したりするので、いつの間にか無くしてしまいがちです。

 

手旗

会社から支給されます。
非常に汚れやすいです。白は汚れが目立ちますし、赤は色あせます。
気になったら会社に言って交換しましょう。

 

白手袋

会社から支給される場合もあるかもしれませんが安い白手袋だと洗うとベロベロになるので、基本使い捨てみたいになってしまいます。
多少高くなりますがナイロン製の白手袋を洗って使う方が結果的に割安です。

これはかなりお勧めです。
洗うときは洗濯機ではなく、手袋したまま手を洗う要領で石鹸付けて洗うと真っ白になります。

 

雨具

会社から支給される場合もありますが、いずれ買うことになってしまいます。
なぜなら忘れるからです。

朝降っていなくても途中で雨が降ってきて仕方がないからコンビニで購入。
逆に朝降っていて途中で雨が止んだから脱いで置いておいたら、そのまま忘れて帰ってしまう。
一時期レインコートが4着までストックされたことがあります。
もったいないからなるべく常にカバンにいれておく事をお勧めします。

警備員のためのカッパ(レインコート)完全ガイド - 選び方から活用法まで
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警備員のあると便利なグッズ

点滅ベスト

夜勤をする隊員にしか支給しない会社もあります。
日勤だけでも日が短い時期だと夕方には真っ暗になります。
夜に反射ベストだけだとかなり不安です。
自らの安全のため点滅ベストの購入をお勧めします。

 

充電池

誘導灯用の電池は会社から支給されると思いますが電池をもらいに毎回会社に行くのも面倒です。
だからといって買うのは馬鹿らしいでしょう。
そこで充電池です。

100均に行けば充電池も充電器も売っていますが、おそらく単3電池用しかないでしょう。
誘導灯用の電池は多分単2電池だと思います。
そこで同じく100均で単3から単2への変換スペーサーを購入します。
これなら予備の充電池も購入したとしても数百円で済みます。
さらに単2より単3の方がはるかに軽いので誘導灯が軽くなって楽です。

 

無線機

もちろん会社から支給されるものですが隊員全員には配られない事の方が多いでしょう。
現場単位で必要な現場に必要な数だけ支給されます。
したがって自分で購入する必要は全くありません。私も持っていません。

ところが警備員はMy無線機を持っている人が意外といます。
あると便利でなのですが一つでは使い道がありませんので複数あった方がいいのですが、無線機は高額なのでかなりの出費になります。

特にお勧めはしませんが欲しい方はどうぞ。

 

イヤホン

無線機用のイヤホンです。
工事現場は騒音の激しい場所です。そんな場所で無線機の音は拾いにくいでしょう。
だから私の場合はイヤホンだけ常にカバンに忍ばせておきました。
100均で売ってるイヤホンで十分音は拾えるでしょう。

 

キャリーカート

警備員のカバンは結構重くなります。靴や服を着替える人は特に重いでしょう。
さらに夏になると節約のため凍らせた飲み物を数本持参したりすると、とても毎日持ち運べるものではありません。
しかも警備員は駅からとんでもなく遠い場所に行かされる事もしばしばあります。

夏場はクーラーボックスに飲み物とお弁当を入れて持ってくる人などもよく見かけます。

 

長靴

外で仕事をするので雨が降ると靴の中が大変なことになります。
会社に一応確認が必要かもしれませんが雨の日は長靴は必須だと思います。
安全靴でなくてもよければ普通のゴム長靴でいいでしょう。
安全靴でなければいけないという会社であれば、作業靴ですが下記のような半長靴が良いでしょう。

 

水筒

夏は特にですが警備員はドリンクを買います。
このドリンク代が結構馬鹿にならない。
夏になると5~6本は普通に飲みます。

しかも夏はすぐにぬるくなりますし、冬はすぐに冷たくなってしまいます。
保温・保冷できる水筒なら好きな時に適温のドリンクが飲めます。
さらにドリンク代の節約もできるので是非ともお勧めしたいです。

 

自転車

バイクでもかまいません。
個人的には警備員の必須アイテムだと思います。
詳しくは警備員はバイクや自転車で通勤すべしをご覧ください。

 

警備員の装備品と便利グッズまとめ

基本的な装備品は全て会社から支給されます。
それ以外のアイテムは、

  • 自らの安全の向上
  • 快適な仕事環境の構築
  • 費用の節約

これらを改善することが重要であり、掛かる金額に価値を見いだせないなら購入する必要はありません。参考にしてもらえたらと思います。