派遣される現場の指示は、前日の夕方には決まっていると思います。
指示を受ける手段については電話連絡が多いとは思いますが、メールだったりする場合もあります。
電話での現場指示
翌日の現場指示を電話連絡で行なっている会社では夕方に電話が集中します。
これは当日の現場が終わった報告の連絡(下番報告)と翌日の現場指示が重なってしまうためです。
回線の数にも限りがありますので電話で現場指示を受ける場合は余計な話はせず、手早く正確に用件を済ませるように心がけましょう。
指示項目
指示される内容は、
- 会社名
- 現場名
- 現場住所
- 開始時間
- 人員数
- あれば注意事項
これぐらいだと思います。
指示の受け方
どうやって指示を受けるかついては新任教育でしっかり教えられます。
復唱するなどして間違いのないようにしましょう。
注意事項
聞いたことのない会社名を指示された場合は、必ず何の会社かは聞いておくべきです。
新任教育では教わりませんが、意外とこれは大事です。
何の工事か分かっているのといないのとでは現場を見つけるのに大きな違いが出ます。
現場名で判断できればいいのですが、住所だけでは何の工事か分かりません。
何の工事か分からなければなければ、業者が来るまで警備するにあたっての準備ができません。
住所も必ずしも正確とは限りません。
その住所周辺を工事し続けているというケースもあります。
そんな時、例えばガス工事だと分かっていれば、現場が移動しているのかもしれないと予想できるので、道路の掘りあとを辿っていけば容易に現場に着くことができます。
だから翌日の指示を受ける時には、必ず何の業種の会社かを確認しておきましょう。
とはいうものの電話に出た内勤の人間も何の会社か知らない事があります。
是非とも改善して欲しいものです。