【警備員のお仕事】ここが嫌だ、ここがつらいランキング

これから警備員

警備員の仕事をしていて「こんなところが嫌だなぁ」「ここがつらいよなぁ」というところをランキング形式で発表します。

一言に警備員の仕事といっても様々な派遣先がありますので、すべての現場に当てはまる訳ではありません。

警備会社によっても異なりますし、老若男女や地域差もありますので一概には言えませんが、これから警備員をやってみようという方は参考にしてください。

第1位 トイレに行けない

警備と言う仕事の性質上、そこに居ないと困るから警備しているのであって、トイレに行きたいからと言って好きに持ち場を離れることはできません。

施設警備や仮設トイレが設置してある建築現場などでは比較的自由に用を足せますが、路上での警備の場合は近くにトイレがある保証さえありません。

対策としては、とにかくトイレに行ける時になるべく絞り出しておくことしかありません。

だからといって生理現象ですので突然行きたくなることも当然あります。

そんな時は遠慮なく近くにいる同僚か作業員に助けを求めてください。ダメだという人はまずいないでしょう。

遠くの通行止めで近くに人がいない場合などは、会社に連絡して現場の職長に連絡を取ってもらえば助けがくるでしょう。

トイレに行けないと言っても絶対行けないから我慢するしかないという訳ではありませんが、なるべく行ける時に行っておくように心掛ける必要があります。

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第2位 夏暑くて冬寒い

基本的に屋外で仕事をすることの多い仕事ですので、季節の影響はモロに食らいます。

最近は異常な気象が目立ってきており、特に夏の暑さは耐え難いものとなってきております。

気象ばかりはどうしようもありませんので、各種グッズ等を活用して各自で対策を講じるようにしましょう。

朝の天気予報を真剣に見ておくことも警備員にとっては重要なお仕事です。

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第3位 ドライバーに怒鳴られる

警備員の仕事はサービス業です。どんなサービス業でもクレームは必ずあります。

特に警備員、なかでも通行止めに立つ警備員は一日立っていれば小言の一言ぐらいはもらう覚悟をしておかないと務まりません。

道路状況にもよりますが、時には一日中クレームのサンドバック状態になってしまう日もあるかもしれません。

ドライバーという人種はクレームを言いたくなる生き物です。普段はクレームなど言わない人でも車に乗ると自分本位になり気が大きくなってしまいます。

クレームの窓口でもある警備員なので怒られることも多い仕事ではありますが、不思議と全くストレスに感じません。

だって警備員は何も悪くないから。

私も数えきれないほど怒鳴られてきたはずですが、クレームがストレスに感じたことはありません。

もちろん怒鳴られた直後は嫌な気持ちにはなりますが、その瞬間だけで仕事が終わって帰る頃には完全に忘れてしまっているほどです。

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それでもクレームは受けないに越したことはないので、事前にできる限りクレームになりそうな要因を排除しておくようにしましょう。

第4位 給料が安い

これは警備会社によっても意見は大きく変わると思いますが、求人の間口を大きく広げている警備業界なので、それほど高給は望めません。

それでも日当制の警備会社であれば、そこいらのアルバイトの時給を大きく上回ります。

9時間拘束(実働8時間)だったとしても土木や通信の現場では作業が終われば帰れますので、まるまる9時間拘束されることの方が少ないほどです。

つまり一日いくらの日当制であれば、時給に換算するとかなりの高給になる可能性が非常に高い仕事と言えるでしょう。

ただし、警備員の給料は基本的に経験や能力によって増減することはありません。

「なんでこんな使えない奴と同じ給料なんだ」という意味合いで給料が安いと感じるケースは少なくないかもしれません。

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第5位 変な人が多い

警備会社にもよるかもしれませんが、警備業界は常に人手不足なので基本的に採用基準はかなり低めです。

その結果、他の業界では通用しない社会に適合しにくいような人材でも採用してしまう傾向にあります。

多くの人材を雇っている会社ならどこの会社でも変な人は必ずいると思いますが、警備業界にはその確率がどうしても高まってしまいます。

しかし変な人や気の合わない人がいても気にすることはありません。

現場は他にもあるでしょうから、会社に言ってその人とは別の現場にしてもらえば良いだけです。

ただし、あの人も嫌この人も嫌と、あまりにも我儘が過ぎると会社側も配置するのに困り、ロクな現場に配置されなくなってしまうので注意は必要です。

ランキング圏外 その他

ここまでは警備員の多くが感じる嫌なところですが、ここからは人によっては仕事を辞めたくなるほどの大きな要因になりうる内容をご紹介しておきます。

深酒ができない

お酒が好きでたまらない人にとっては拷問に近い事かもしれませんが、酒臭い警備員ということでは仕事になりません。

全く飲むなとは言いませんが、翌日にまで影響を残すような深酒は避ける必要があります。

女っ気がない

今では女性の警備員も多くなりましたが、それでもオフィス街のOLのような煌びやかな雰囲気ではありません。

通行人でも眺めて我慢しましょう。

暇すぎる

現場にもよりますが、警備員は立ってるだけの仕事が多いのも事実です。

贅沢な悩みだと思うかもしれませんが、暇な時間は過ぎるのが異常に遅く感じるので非常に辛いです。

だからといって勤務中にスマホをいじるのはやめましょう。

車に轢かれそうになる

警備員は様々な危険に備えるために存在しますので、当然自身の危険にもさらされる可能性の高い仕事です。

事前にあらゆる危険から回避できるように準備を心がけましょう。

閑散期に仕事を干される

国の予算等の関係で、工事には繁忙期と閑散期が発生します。

警備会社は繁忙期に一気に求人を進めるので閑散期には人が余ってしまいます。

毎日昼も夜も働かされた人が翌月にはシフトが週2や週3まで減らされるといった警備会社も少なくありません。

「繫忙期に全力で稼いで春からバカンス!」という稼ぎ方の人もいますが、通年で安定した収入を希望するなら入社前に確認するようにしましょう。

朝が早い

建築現場なら8:00、道路工事なら9:00開始が基本です。

通常仕事を探す場合、なるべく家から近い仕事場を選ぶものですが、現地集合・現地解散の警備員の場合、家から非常に時間のかかる現場を指示されることもあります。

今ではスマホのマップ機能が優秀になったとはいえ、知らない土地に多少時間の余裕をもって到着するには、かなり早い時間に出発する必要があります。

早寝早起きを習慣づけるようにしましょう。

酔っ払いにからまれる

駅前で夜勤をしていると、かなりの確率で酔っ払いにからまれます。

警備員って暇してることが多いので、からまれやすいのかもしれません。

暴れだすようなことは稀ですので適当にあしらいましょう。